Logitec ハイレゾDAC&ポタアン LHP-AHR192GD 購入レポ さらに MMCXケーブルカスタム
最近散財っぷりが激しい・・・年を越せない・・・
存在を知った時から気になっていたロジテックのライトニング接続のDAC&ポタアン、LHP-AHR192GDを買ってきました。
ちょうどeイヤホンTVでもエレコム・ロジテック特集がありました。
このタイミング、もう買えということでしょう(違う)
正確な発売日が10日かその前か分からなかったのですが、9日に渋谷に行く用事があったので渋谷のeイヤホンさんに突撃。店頭には出ていなかったのですが店員さんに尋ねると、ちょうど入荷したとのことで、すぐに快く試聴用に1台出してくれました。専門店じゃないとこういう機敏な対応はしてくれないですからね、嬉しい。
正直、外では雑音も多いので試聴はほどほどに参考程度にしかしないことが殆どなので、「悪くなかったら買おう」と思っていて、で聞いたら寧ろ思っていたより良くて即決。約1万5千円お買い上げ〜〜。
本体の見た目は悪く言えば無骨ですが、良く言えばクセのないデザインで、服やシチュエーションをあまり選ばないとも言えます。
で、早速、KORGのiAudioGateで使っています。
そこはELECOMのアプリじゃないのかよ、と言われそうですがせっかく買ったので使いたいのです、iAudioGate。でもメーカーがハードもソフトもちゃんと用意しているのは素晴らしいと思います。ONKYOのHF Playerとかもそうですね。
HF Playerも良いのですが、ちょっと見た目がiOS6時代のを踏襲していて正直今時ではありません。Androidとの兼ね合いもあるのでしょうが、あの見た目で結構損していると思う。
iAudioGateで聞いているときのスクショ
ちゃんと 192kHz で出せている(はず)
アプリでは対応可能な周波数のみ表示されるはずなのに、なぜかDSDの設定である2.8MHzも選択できる。がこれを選んでも何も聞こえない。変なことして壊れてもいやなので深追いせず。
肝心の音ですが、改めて落ち着いて聞いてみると、ONKYOのHA200より低音は少しだけ抑えられて、中高音が出ている印象。全体的に鳴っているのがわかるけど聞き疲れしない程度で個人的にはちょうどいい感じです。とはいえダイナミック型のイヤフォンで聞けば低音も必要十分なのではないかと。
また当然といえば当然ですが、CDからリッピングしたALACなどより、元からハイレゾの音源のFLACなどの方が音の引き締まり具合、特に低音部の良さがよくわかります。
まあただぶっちゃけ1万5千円だからという感じはあります。ありますが逆に1万5千円なのにという感じもあります。見た目、音含めて、総じてコスパはいい感じがします。
ただひとつ言えることはこの大きさ・携帯性のポタアンは貴重ということ。ちょっといいポタアンを買っても大きさ重さを耐えて使い続けられる人は限られると思います。でもこの大きさなら使い続けてもいいかと思う人は少なくないはず。
バスパワーなのでMFi認証の規定範囲内とはいえiPhoneの電源を食いますが、ポタアン側に充電がいらないのは素晴らしい。充電を気にしないでいいので常にカバンに放り込んでおいて持ち歩けます。
みんな大好きTM NETWORK
音質に関しては好みの差はあると思いますが、モバイルでこのレベルなら個人的にはもう全く問題のない範囲。多少バッテリーの減りが早いのはご愛嬌。会社についたら毎日充電してるので問題ない。
写真は iPhone6 plus と LHP-AHR192GD とカスタムで作ってもらったケーブル
で、音質については問題なくて、こうなるとイヤフォンにも少しこだわりたい。
というか、ソニーのイヤフォン、XBA-300を使いたいのだけど長い。ケーブルが長い。
ということで、eイヤホンさん秋葉原店でカスタムしてもらいました。
まさかのeイヤホンはしご。
元のXBA-300のケーブルはそのまま残しておきたいので、追加でケーブルを購入。
onsoのMMCXケーブルを65cm程度にカットして、
オヤイデ電気のL型プラグをつけてもらいました。
結果、最高。
同じMMCXのSHUREのSE215無印と215SPも持っているので聞いてみましたが、XBA-300が一番マッチしている、というか一番好きな感じで聞こえます。次点は215無印。個人的な好みではありますが、低音をあまり強調しない方が聴きやすいと思いました。215無印は正直いままであまり出番がなかったのですがここに来て活躍の気配。
で、使っていてちょっとだけウッと思った点があって、それはゲインが大きい、気がします。つまりボリュームの1メモリで変化する音量が大きい。ヘッドフォンならまだいいのですが、イヤフォンだとそれが如実にわかる。電車の中で音漏れしないようにビクビクしながらボリュームをこまめに調整する身としてはちょっとだけ困る。インナーイヤーのイヤフォン使ってるともう2メモリでお腹いっぱいな感じです。
ということで、これはアプリ側のゲインをいじることで(もしくはイコライザー)で解決させることにしました。
iAudioGateでGAINを抑えているの図
写真くらいに抑えるのが自分的にはちょうどいいです。イコライザーとかゲインとか、アプリで音を変化させるパラメータって殆どいじったことなかったのですが、こういう使い方ができるのですね。
この LHP-AHR192GD、iPhoneでハイレゾを聞こうと思った時でかくて重いポタアンを持ち歩かなくて良いという点だけで価値があります。 当然、この音質の良さがあってこそですが。
ついでに、コードだけ追加してケースが足りなくなったのでオーテクのケースを買いました。