Sony Walkman NW-A26HN(A20)を購入
Walkmanを購入しました。
今は FiiO X1 を持っていて音質については値段の割には良いと思っており特に大きな不満は無いのですが、自分が聞くのは現時点ではほとんどが圧縮音源か良くてALAC。ハイレゾのFLACなどはまだまだ所有している数が少ないのが現実。
そこでSonyのDSEEという圧縮音源をハイレゾ相当にしてくれる機能を試してみたいと思ったのです。
イヤフォンについては付属して無くても良かったのですが、なかなか評判が良いと聞いていたのと、最近のノイズキャンセリングを試してみたく、5000円程度の差ならと思い型番がHNの方のを購入。ちなみに、最後にHNがついてる方がハイレゾ対応のノイズキャンセリングイヤフォンがついてくるモデルです。HNがつかない方にもノイズキャンセリングイヤフォンがついてきますがそちらはハイレゾ非対応となっているようです。
まずはファームウェアのアップデート
購入してまずはファームウェアのアップデートをします。
というのも購入時のバージョンは1.0.0だったのですが、これだと一部のアルバムでアートワークが表示されない現象があるようです。表示されないだけならまだしもずっと処理中のような状態になって時間がたつと落ちます。音楽聞けません。
なのでとりあえず買ったらファームウェアのアップデートをしましょう。
付属するイヤフォンはノイズキャンセリングタイプ
付属してくるイヤフォンは MDR-NW750N と同じもの。それに最近気に入っているコンプライのイヤーチップをつけています。コンプライは200番台が合うようです。
まだ聴きこんでいませんが、もともと自分はMDRシリーズが好きでMDR-EX650を使っていました。そのため現時点でのメインはXBA-300のBA型ですが、このD型でも特に違和感はなく視聴できます。プラグが5極なのでプレイヤーを選ぶ可能性はありますがとりあえずiPhoneでも使えるようでした。ただし、このノイズキャンセリングイヤフォンは本体側にメインのユニットがある機種でしか使えません。
音質について語れるほどの知識も視聴経験もないのですが、非常にバランス良く鳴ります。ただしいわゆるSonyの音です。人によっては低音が物足りないかもしれません。
Walkman A20では本体でイヤフォンを設定するときに、ClearPhaseというイヤフォンに合わせた音響特性を使うか、という選択項目があるのですがソレをONにするとかなり高音に寄って聞こえます。というか低音が少なく感じます。低音が好きな人はOFFの方がいいかもしれません。ちなみにこれはOFFにしてもノイズキャンセリングは別で設定項目がありますのでそちらをONにすればノイズキャンセリングは有効です。
DSEEを試す
そして肝心のDSEEですが、結論から言うとなかなか良いです。自分には。
DSEEをONにすると若干音が広がって聞こえます。OFFの時に中央に固まっていたのが適度に分離される感じでしょうか。過度に分離されると変なサラウンドみたくなりますがそれほどではありません。
WalkmanにはClearAudioなど他に音質サポートの機能があるのですが結局はDSEEのみをONにして使っています。
実際にハイレゾ相当になっているか・・・はハイレゾの音源と聴き比べたわけではないのでわかりませんが、ちょっとスッキリした感じになり言われればこういうものかと思ってしまいそうです。ただし圧縮率が高いとやはり効果は低いと思われますし、そもそもはやはり圧縮音源なので耳が肥えた人には大した効果が無いかもしれません。
バッテリーの持ちが素晴らしい
Walkman Aシリーズの特徴のひとつにバッテリーの持続時間があります。
スペック的に考えると、たとえばMP3がメインで通勤通学+αで使うような人は1周間に一度の充電で足りてしまいます。2週間に一度でもいいかも。これならスマホみたくチマチマとバッテリーを気にしなくていいので安心です。
ただし動画やBTを使うとガクッと落ちるのでその点は注意が必要かもしれません。とは言えBTはともかく、動画などは多くの人はスマホの方でみることが多いでしょうし、特にネックにはならない気がします。
FMラジオも地味に嬉しい
FMラジオもついています。気分転換にちょうどいいです。
屋外ならイヤフォンをつけていれば十分聞こえます。
総じて満足
自分が気になった主な機能はこんな感じです。
Walkmanを買ったのはすごい久しぶりで、正直ちょっと舐めてたのでいい意味で裏切られました。
スマホから一段上の音質を求める人に十分オススメできます。